手入れ

気温がなかなか上がらないと思っていたら、陰暦閏五月に入って徐々に高くなり、ここにきて猛暑の日が続いています。

寒くて元気が今一つだった稲の苗は恢復し、絣模様の葉は目立たなくなりました。渚は青田の海となり、夏の風が青いさざ波を立てています。一面の青い鍵盤が、軽やかな夏のメロディーを奏でています。

ひと月ほど毎日田んぼに通い、草取りの日々でしたが、先日4回目の除草機をかけ終わり、草取りの山を越えました。中干しは、ヤゴのために水たまりを残しました。その後たっぷりと水を入れ8月の出穂を待ちます。

イトトンボの羽化が始まりました。これから8月にかけて、アキアカネやウスバキトンボが一斉に羽化します。源氏ボタルが舞い、平家蛍も舞います。水辺の生きものたちが親になる季節がやってきました。

先日、夏の恒例の行事がありました。早朝5時、水源地に通じる林道の草を部落総出で刈り取ります。暑さの盛りの草が勢いよく繁茂するこの時期に、田も水源地も人の手が入ることによって、維持され受け継がれています。

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            除草機.JPG
            イトトンボの羽化.JPG


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