完成

3ヶ月半かかりました。その間いろいろいろいろありましたが、ここをもって古民家改修が完成しました。ほっと一息です。改修を夢見ながらも、本当にできるのか、期待通りうまくいくか、お金が絡むので、難しいところがありましたが、無事完成でき、ひとまず胸をなでおろしています。

家作りも本質は効率主義との闘いでした。

関係者は、とてもいい人ばかりでしたが、ややもすると、気付かないうちに効率主義に陥ります。そこを何とか、いいものを手間暇惜しまずに、安く作ってもらうために、言いたくないことも相手の気分を損ねることも、言うこともありましたが、そこは東北人、昔の日本人がもっていた誠実な気質をもっている人達が多かったので、助かりました。

家作りに関わってくれた人達、関係者に感謝します。

改修部分は一部ですし、まだまだ直したいところは大きいものも細かいものもたくさんあるので、熱病のように次から次へと直したくなりますが、一度改修脳にストップをかけないと、破産してしまいます。

生活する大枠は完成しました。内トイレに内台所、それだけで不自由なく生活ができそうです。ここで一旦熱を冷まして、アドレナリンを抑えて冷たい頭になり、実際に新しい生活をはじめてみたいと思っています。

家が完成すると、この部屋は、こうだったよな、ここに穴が掘られていて、ここに瓶缶が転がっていて、天井は蜘蛛の巣だらけでなどと、昔の様子が思い出されます。

それと共に今度の改修を、家の神様は許してくれるのだろうか、これでいいのだろうか、とも思いますし、ゴミがなくなってかびやほこりや蜘蛛の巣やそのほかの汚いものがきれいになったのだから、これでいいんだ、よくやったという思いもあります。

とにもかくにも改修が終わりました。4年の年月を振り返ると感懐がわいてきますし、うれしさもこみ上げてきます。同時にここで生きていく覚悟も必要です。

新しい家になり、家の神様が新しい家主と再び新しい歴史をつくることになります、その第一歩の記念の日を、近いうちにみなさんにこのブログでお知らせしたいと思います。


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