荒ぶる神

 未曾有の大惨事です。胸の底がそわそわとして、心の奥が痛みます。
 かつて国道45号線を北上し、三陸のリアス海岸の美しさを心の中に納めてきた家主にとって、つらい出来事です。今は、未来とか希望とか、そういう言葉がむなしく感じられます。
 荒ぶる神の仕業に、家主は呆然とし、涙し祈るだけです。これから家主には何ができるのか。とりあえずできるのは募金です。

 それに追い打ちをかけるかのように原発の事故。今さら大津波は「想定外」では、済まされません。地震大国なのに絶対安全の神話などはじめから通じるはずはなく、信じてもいません。

 人間の傲慢の産物が原発だと家主は思います。自然から学び自然の偉大さと恐ろしさにもう一度立ち返る時が来たことを、今回の大惨事は語っています。日本のすべての原発を完全停止する決断がほしいです。負の遺産はまっぴらご免です。

 それにしても、推進派の原子力安全保安院ばかりが目立ち、原子力安全委員会の人たちの見解はなく、テレビを見ていても国民に本当のことが見えてきません。
 核分裂は本当に止まっているのか、放射線のレベルは、放射性物質の飛散はどの程度か、風向きによって飛んで来ないのか、人体の影響は、白血病は、第2のチェルノブイリにならないのか、その辺のことは、武田邦彦氏のブログに詳しくでています。参考にしてください。

 それにしても、ただ事ではない大変な事態が進行しています。収束に向かうことを家主はただ祈るだけです。

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